対価を"ペイ"するということ
自分らヲタクの払うチケット代、特典会代、交通費などなど、あらゆる経費をペイする思考について、書いてみようかと。
交通費に関しては「紙切れが撮れないと運賃の元取れない」っていう"コアなヲタク"をやらしてもらってるんで(ここ最近元の取れないペイが多いので)すが、これはこの文章を目にする人々にとって関係の無い話なので省略。
ヲタクというものには金銭が発生するわけで、その金銭の概念自体を文章にしようかなというわけで。
チケット代については言わずもがなライブという空間に対してペイするもので、「チケ代たけーよ!」などという声を耳にすることがあるが、これはそのヲタクにとってその金額ペイして提供されうる空間でないという認識・判断を意味する。
特典会、わかりやすくここではチェキ代と書くと、チェキ代はアイドルさんとヲタクとがその日の記念の写真を撮って、そこにサインや宛名、コメントを入れ、かつその間に会話をするという物理的記録と概念的時間に対してペイするものである。
すなわち、チェキ代においても高いと思うるのであれば対象の人との会話やその時間、記録ヘペイするに相応しくないという判断を意味する。
宣伝とは「いかにペイさせたくするか」であって、ペイさせる層によって手段を変えることが有用である。
例えば毎日野菜ジュースの写真をアップするアカウントがあってもそれを以て興味をひきつければよいわけである。
前述の通り、主に私らヲタクは時間に対してペイする機会が圧倒的に多い。
アイドルという産業に於いて、地上や地下など関係はないわけだ。
なので特典券を購入して来ているヲタクに対して規定の時間の対話を拒むなどというとあるヲタクから聞いたエピソードに関しては"有り得ない"ことだし、まかり通る運営も信用ならないのは言うまでもない。
我々ヲタクはいち消費者であり、それぞれの現場に求めるものは変わってくる。
例えば濃厚接触を売りとする現場であれば接触を求めるし、(一般的な意味での)楽曲派現場であれば音楽を楽しむ空間を求めるし、現場には一長一短があるわけで。
全てを1つで収めきるには相当な引き出しとキャパシティを要するわけで、これがソロでやっている方だと結構ハイバランスだったりする。
いちグループに属し、ほかのメンバーの10倍の売上と集客がある訳でもないようなアイドルに対して全てを求めるのはナンセンスだし、まるでそれをこなせるような物言いをするアイドルというのも考えものだ。
やはり、論理的に考えて趣味としてヲタクをやる以上は「分散型」が高い幸福度を得られる。
例外が盲目的であったり、古参だったり、故の惰性だったり。
例外になると視野が突然狭くなるから例外にはなりたくないものですね。
なにせ、時間への対価をペイする消費者という立場な訳ですから。